高橋敏雄さん
会社を定年退職した後、第二の人生を趣味だった花作りで過ごせれば良いなと思っていました。それには自己流ではない園芸の基礎知識を身に付け、同じ仲間を増やし地域社会に役立てることが出来ればと思い、この講座を受講することにしました。
草花だけを習得できればと考えていましたが多種多様な植物も学習しなければならず、初めは戸惑いましたが、今では園芸店などで気に入った花木などを購入し、３冊のテキストを読み返しながら楽しんでいます。
園芸業者に就職したく、自宅にて栽培している草花写真などを見せながら話したところ、就職することが出来ました。
また自宅では、パンジー、ビオラ、インパチェンス、四季咲きベコニアなどを実生、マーガレット、チェリーセージなどを挿し木から育て、ハンギングバスケット仕立て、塀の外に花いっぱいにならべて楽しんでいます。実生から育てることに自信がつきましたので園芸費用代が稼げる程度の商売（ハンギングバスケットにて）をする事にしています。
野中一雄さん
永年勤めた会社を退職したのをきっかけに、晩年の人生をどう過ごそうか？ゆっくりと考える時間ができました。
趣味としてスポーツは愛好していますが、第二の人生として「趣味と実益」が得られる技能を身につけようと思っていました。このようなとき、目に止まったのが新聞に掲載された日本園芸協会の「植物繁殖講座」でした。
初めてテキストが届いたときは、これは「本物」だと思いました。それは、他の通信教育制度と違い、「受講から修了までの講座プロセス」と「使用テキストの充実」が納得する物だったからです。そのため、計画に無駄がなく、効率的に学習できました。テキストに従い、身近に採取できるあらゆる草木を、挿し木や株分けをしています。その結果、アジサイ、紫式部、ニレケヤキ、カエデ等の挿し木からミニ盆栽ができるようになりました。また、苔類の採取にも手を広げ、繁殖と苔盆栽を行っています。