植物画は、描いてみると意外にきれいに描けます。しかし、正式な描き方を習ったのと自己流では、作品の出来栄えも、その後の上達も断然違います。この講座のステップ式学習法は、作画実習、模写実習、添削指導の3点を基礎として、まず基本の描き方をしっかり身につけることから始まり、応用へと進みます。 また、描く題材もやさしいものからむずかしいものへと、ステップを踏みながら習えますから、絵は苦手と言う方でも上手に描けるようになります。
●作画の基本が、やさしく身につく
鉛筆画の作画実習では、まず描き方の基本を身につけることから始まります。 鉛筆の正しい持ち方、動かし方をテキストにある写真に合わせて描きます。つぎに、植物の特長・形をつかむ練習をします。これは、先生のお手本画の手順を追っていくことにより、自然に上手な構図が取れるような仕組になっています。
●お手本画をまねるだけだから簡単
彩色画の模写実習では、美しい色合いを表現することを学びます。学習の仕方は全てテキストにあるお手本画を 真似るだけですが、筆使いや色の出し方も細かく解説されていますから失敗もありません。彩色が完成すれば、あなたの作品は、きっと先生の描いたような美しい植物画に出来上がっているはずです。
お手本画に描かれている植物
- 野山の花
- セイヨウタンポポ・スミレ・ツクシ(スギナ)・フクジュソウ・カタクリ・コヒルガオ・リンドウ他
- 鉢花、花壇の花
- パンジー・コスモス・ヒナゲシ・キキョウ・クレマチス・セントポーリア・ベゴニア・クロッカス他
- 木の花、木の実
- ネコヤナギ・ヤブツバキ・バラ・ガクアジサイ・モクレン・ガマズミ他
- 野菜
- ナス・トウモロコシ・トマト、シイタケ、オランダイチゴ他
- らんの花
- カトレア・サギソウ他